“石材のメンテナンスは難しくて手を出せない”という話をよく耳にしますが、確かにその通りです。同じ岩盤から採取した石材でも、強度・模様・肌合い等は決して同一ではありません。
それがまた、石材特有の美観と荘厳さを演出しております。
何万年〜何億年もの時間をかけて地球が創造した美の結晶が石材であり、それを我々人間が、生活空間の中に借景として利用しているわけです。
石は本来、誕生した場所と同じ自然条件の地域で使用されるべきものなのですが、
採石技術と運搬手段の発達により、近年では全く条件の異なる地域での使用が頻繁に行われております。
乾燥地帯産の石が、降雨量が多く大気汚染の激しい地域で使用されると、石もたまりません。しかし、現実にはこのような事が多発しており、その最たるところが日本です。
それに加えて建築現場では、石材の特性を生かした使用よりも、美観に重きを置いた選択をされることが多く、結果的に短期間でのトラブル発生を招いております。
また、石のメンテナンスに対する意識も、日本と西欧諸国とは大きく異なります。
石を未来永劫変化のない永遠の物質として、維持管理の必要性に目覚めなかったのが、これまでの日本の実情です。
しかし、発生したトラブルは解決しないわけにはいきません。欠け・割れ等の物理的トラブルの補修は比較的容易ですが、それ以外のトラブルが"石材のメンテナンスは難しくて手を出せない"という話になるわけです。
その解決には一定の法則があります。それは、石材の特質を知り、トラブルの原因を正しくつきとめ、経験と知識に裏付けされた技術に加え、化学反応を最大限に利用することです。加えて、過去のメンテナンス履歴を入手出来れば、石が本来有する美観を再生することは可能です。
近代建築における石材の果たす役割の大きさからすれば、日常において石材の特質に配慮したメンテナンスを行うことが、結果として多大な経済効果を生み出すと共に、資源の無駄遣いをなくし地球環境を保護することにもなります。
「どこに頼んでも断られた」「幾つもの業者が途中で逃げ出した」等の現場を数多く解決してきたのが弊社です。ゼネコンやビル管理会社から「最後はフソーバイオだ」と言われているのも事実です。
最後と言わず、是非最初から弊社をお試し下さい。